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The Velvet Underground [音楽・映画・アート・ミュージカル]

ここんとこThe Velvet Undergroundばっかり聴いている。

NYにいると、ついつい聴きたくなるバンドの一つ。

特にNYでは神格化されてると思うんだけど、
彼ら、というかルー・リードは1stアルバム以降、
ニューヨークで演奏することを避けてたらしい。

なんでも、1stで組んだアンディ・ウォーホルとの影響の残骸が
ルーのナイーブな精神にはキツかったみたい。
当時のアンディ・ウォーホルの取り巻き連中とは喋りたくもなかったそうな。

なんとなく、わかる気がする。
東京でもNYでも同じだと思うけど、スターやカリスマの回りに取り巻いてる連中は、
まぁほとんどがクズみたいな人間ばっかだと思うから。
特にアンディ・ウォーホルみたいに天才で、オープン・ハウスだとか言って
ファクトリーを開放して誰でも自由に出入りできるようにしちゃったりすると
したり顔のイビツな洒落者たちが集まってくるんだろう。
ルーがそんな連中と、そんな連中がいるNYを避けたくなる気持ちはなんとなくわかる。

先日、土曜日の深夜にグリニッジビレッジのカフェでお茶をしていたら、
日曜の日付になった途端に「Sunday Morning」がかかった。
なんというか、胸が締め付けられるような不思議な気持ちがした。
うまく言い表わせられないけど、ゴッホの「夜のカフェ・テラス」を見たときに
感じた気持ちに似ていた。

ジョン・ケールが抜けて、ダグ・ユール加入後のライブ盤なんかを聴いてると
グレイトフル・デッドの音とダブってくる。

聴いていて心地がいい。
演奏がとてもリラックスしていて、主張し過ぎてなくて・・・
仕事をしているときは、ライブ盤をかけていることが多い。


The Velvet Underground - Waiting For The Man


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