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映画「バベル」 [音楽・映画・アート・ミュージカル]


映画「バベル」を観た。

最初っから最後まで、胸が締め付けられるような気持ちがした。
内容について、ここに書く必要もないので書かないけれど。

いい映画だった。

今年の初めくらいから、NYの日本人向けフリーペーパーに
「バベル」関連で、奇抜なヘアスタイルをした菊地凛子の写真が
よく掲載されていて、正直なところ・・・
「この可愛くないネズミのような日本人女子は誰だ?」
と、ずっと思ってた。
←やっぱネズミっぽい。

レッド・カーペットを歩くアカデミー・ノミネート者の中で、
ファッションを取り上げられたりしててたけど、
笑ったときに強調される二本の前歯しか印象になかった。

日本人でもっと可愛い、演技の上手な女優なんてたくさんいるのに、
なんでこのネズミっぽい女の子なんだろう? と。
←どういうキャラなのかわからん!!

んで、実際「バベル」を見て、すごく存在感のある女優さんだなぁ、
という印象を受けた。

っつーか、そーやって撮ってるから存在感はでるわな、と斜に構えてもみたが・・・。

しかしながら、交錯していく物語を追っかけているうちに、
ヘンテコリンな先入観は、全く消えていった。

と同時に、二階堂 智という役者さんの鈍くて強い印象も
圧倒的な存在感をかもし出していた。
役所広司よりも光っていた。

とにかく、良い映画であることは間違いない。


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