教えてほしいことだらけ [戯言]
イタリア人の友人と英語でメールを交わしていたとき、
「マハトマ・ガンジー」を引き合いに出して、
ボクの禁欲生活ぶりを伝えようとして、「ガンジー」をｗｉｋｉると、
意外や意外。。。
「13歳で結婚して5人の子供がいたガンジーは、生来人一倍性欲が強かったが、妻と愛欲に耽っていたために父の死に目に会えなかった経験から性欲を恥じるようになり、36歳の時、結婚したまま一切の性行為を断って禁欲を開始することを決意した。～」
う～ん、ちょっち愚かだよ、ガンジー。
人一倍性欲の強いガンジー。
36歳から禁欲って大したことないじゃん～。
ちょっと、ガッカリぃ～、ガンちゃん。
しかも、
「晩年のガンジーは裸体の若い女性たちとベッドを共にして「自分がほんのわずかでも性欲を感じないか」を確かめようとしたという。ガンジーはこの実験を秘密にしなかったので、各方面から厳しい批判を受け、弟子たちもこれを批判した。～」
オマエの禁欲って一体何なんだよ～っ！！！
ダメじゃ～ん、ガンちゃん。
それ、射精してないってだけじゃん！
そりゃ弟子たちも批判するってばっ！！
「実験」って、、、、言い訳じゃん。
もうっ、ガンジー！バカっ！！
そんなこんなで、
もう友人へのメールなんかどうでもよくなって
自分の記憶にある「禁欲」のアイコンを捜した。
あっ！！そうそう、新宿駅でたまに見かけた「私の志集」を３００円で売る女性はどうだ！？
清楚な感じで「禁欲」っぽいぞ。
ネットで調べると、やっぱりみんな気になってたみたいだ。
なになに？？短編映画まであるのか・・・？
ってな感じで様々な情報が出てくる。
知らない人のために、簡単に紹介すると、
かれこれ20年以上、新宿駅付近の路上に一人で立ち、
首から「私の志集を買ってください」というプラカードをぶら下げて
自身と旦那が書いた詩集を300円で販売している女性。
2007年現在44歳もしくは45歳。見た目は、20代の文学少女。
旦那は81歳もしくは82歳らしい。
女性の名前は冬子さん。
新宿でたまに見かける度に気になっていた。
ボクが彼女を初めて見たのは7年ほど前。
田舎から出てきた大学生の女の子が詩を売ってるんだなぁ。
まぁ、長い人生の中、そんなことしてみるのもいいんじゃない、くらいに思ってた。
まさか、20年以上もやってるなんて知らないからさ。
すんごく若く見えるし。
んで、ボクが取引先の接待で歌舞伎町のキャバクラで飲んで、
ちょい酔っ払ってフラフラ新宿駅へ歩いていくときにも、
いつも冬子さんは、まっすぐ前を見据えて
自分の志集（詩集）を手にプラカードをぶら下げていた。
ボクが30歳を過ぎて初めてファッションヘルスというのを歌舞伎町で体験したときも
彼女は立っていた。
2000年頃、ボクの所属していた東京支社には社員が4人しかいなくて、
物スゴク性格の悪い女がいたので、社員同士仲が悪くて、
黙々と焼肉を食うっていう白けた忘年会（しかも1人欠席）をした夜も
冬子さんは新宿駅に立っていた。
こんときは特に印象に残っている。焼肉マズかったし。
こころざしを持って立っている冬子さんを見る度に、
自分のことが情けなくて汚らわしく思えた。
彼女の志集を買ったことがないから、わからないけれど。
冬子さんは、本物の詩人なんだろうと思う。
彼女の存在自体が詩（志）だ。
今は、なんだか
ガンジーなんかよりも冬子さんの方が偉人に思える。
冬子さんについて、詳しくは↓↓
http://www.vinet.or.jp/~toro/genko/syowa2.html
ガンジーの禁欲は、ヒンドゥーの思想である八支則から来ています。古来精神の道に入る人間は禁欲が普通でした。もう少し歴史を勉強しましょう。ちなみに禁欲はそんなに偉ぶることでもありません。ガンジーの場合もそうですが、人間３０代も後半になれば自然とその気がなくなる（なぜなら１００年前は既に死んでいる年齢ですからね）のが普通です。良く分かりませんが、ブログで言及されている女性も年齢から言って当然性生活はないでしょう。
by k (2011-02-28 19:47)
ガンジー、人間味があって好きだ
楽しく読ませてきただきました
by O (2012-05-18 23:55)